倉庫は単に商品を保管するといっただけではありませんーその3選

倉庫の役割は、本来は商品出荷を見込んで保管する

昔から倉庫の本来の役割は、一か所で大量に仕入れた商品や小物をたくさんの仕入れ先から、次々と倉庫に収めて一時的に保管しておくものでした。そのために、湾のある町や鉄道の駅付近には倉庫が建ち並んでいました。商品の保存がある程度保てるように、土倉やレンガつくりであったのです。しかし、基本的には長期に保管するものではなく、次の出荷日を見込んで入庫していました。現在の物流といわれる倉庫のように、出荷日時が決まっている商品置き場ではありません。

倉庫には冷凍庫もあります

現代の倉庫には冷凍庫や冷蔵の設備がなされているものがあります。物流システムが進んでおり、ものを移動するための飛行機やトラックが整ってきました。そのために、生鮮食品を全国に持ち運ぶことが可能になったのです。魚や野菜などは鮮度が命で、それで付加価値が高まります。また、精肉は完全に冷凍してしまえば長期間保存が可能になりました。冷凍技術も高まり、マイナス60度まで瞬間的に凍結させることもできます。このような倉庫もあるのです。

湿度・温度・空調設備が整った倉庫

世界的に有名な美術品や彫刻などが、海外から運び込まれて展覧会を開くことが多くなりました。これらの作品は、湿度・温度・空調が完備された倉庫でなければ保管も一時預かりもできません。どこの国でも同じことがいえますが、国宝といわれる「モノ」を国が貸し出すときには、事前に調査がなされるものです。その国に完全に整備された倉庫があるかどうかが最低条件になります。また、それと同じ条件で輸送できる会社であることも条件になるため、物流会社は限定されてきます。

物流があるからお金が流れます。そしてそれにより商品の生産が行われるので良い循環が形成されることになります。